ペットをお連れのお客様
猫、犬、ケージに入った小型の鳥は、飛行機での輸送に適したペット用ケージに入れることで、ニュージーランド国内線のすべてのフライトで受託手荷物としてお預けいただけます。
- 1
国内線のご予約にペットを追加する
国内線をニュージーランド航空にて直接ご予約済みのお客様は、ニュージーランド航空予約部までペットの追加をお申し出ください。その際、以下の情報が必要となります。
- 6文字の予約番号(フライト確認メールおよび旅程表に記載されています。)
- ペットの名前
- ペットの年齢
- ペットの種類
- ペットの体重
- ペットのケージの重量
リージョナル路線をご予約のお客様で、お一人につき1つ以上のペットケージをお持ちいただく場合は、小型ターボプロップ機のスペースに制限があるため、ペットを貨物として事前にご予約、お預けください。
ペットとケージの重量を量る
ペットの旅行計画を立てるために、ペットの体重(キログラム単位)とケージの重量をお知らせください。不確かな場合は、積み込みの担当者が正確な情報を把握できるよう、数字を切り上げてお知らせください。
料金を確認する
ペットの輸送料金はペットの健康状態やケージの安全を確認する必要があるため、空港で直接お支払いいただきます。
料金はペットの大きさによって異なります。
超過手荷物のご予約(必要な場合)
ペットをお預けになる際の計算や計画の参考のため、お預けになるペットのケージも受託手荷物の一つとみなします。
ヒント:フライトをご予約の際は、受託手荷物が含まれる運賃をお探しください。
- 2
ペット用ケージの準備
ケージは、動物が十分に寝そべったり座ったり立ったり動き回ったりできる大きさでなければ、お預かりできません。
フライト中のペットの快適性と安全のため、すべてのペットは国際航空運送協会(IATA)が承認した現行の基準を満たすケージを使用する必要があります。
ペットに合ったサイズのケージをご準備ください。
- ケージの外に立っているとき、ペットのどの部分もケージより高さや長さがあってはいけません。
- ケージの中にいるとき、ケージのドアから外を見るために身をかがめる必要がないこと。また、ケージの幅は、ペットが簡単に振り向くことができ、前足を伸ばして楽に横になることができる長さでなければなりません。
- ケージには、外側から水を入れることができる小さな容器が付いていなければなりません。
- ペットが快適に過ごせるように、また汚さないように、ケージの床には紙、新聞紙、ペットシーツなどの吸収材を敷いてください。
- ケージバッグのサイズや構造に関する要件を満たしていない場合、ペットのご搭乗をお断りさせていただくことがあります。
ケージ1つあたりのペット数
複数のペットをケージに入れてご旅行される場合は、以下の条件を満たす必要があります。
ペットをケージに慣れさせる
ご旅行の少なくとも2週間前までに、ペットをケージに慣れさせておくことが理想的です。ペットがより安全で快適に感じられるようになり、お客様とペットの両方の不安を軽減することができます。
- 3
フライト当日
ペットの準備
ペットが健康で旅行に適した状態であることを確認したら、フライトの準備をしましょう。
チェックイン前
フライト出発時刻の60分前までに空港にお越しください。 オンライン・チェックインがお済みでない場合は、お手伝いを必要とされるお客様のカウンターまたは特大手荷物のカウンター(空港によって異なります)にペットをお連れになる前に、搭乗手続きをお済ませください。
スタッフがペットのケージが要件を満たしているかどうかを確認し、ペットとケージの重量を測定し、料金をお支払いいただきます。
重要:ケージのサイズと構造が要件を満たしていない場合、ペットの旅行をお断りすることがあります。
空港によって、ペットをチェックインする場所や、ペットが空港に到着するまでの規制が異なりますので、ご注意ください。
ペットのチェックイン後
出発空港でペットを飛行機に乗せ、到着空港で降ろすニュージーランド航空の地上係員は、お客様のペットへのストレスを最小限にするべく、ペットの旅行に関するトレーニングを受けております。
到着とお迎え
ペットは当社のスタッフが手荷物受取所までお連れします。空港によっては、お連れするタイミングが、他の手荷物が手荷物受取所に搬入される前、途中、または後になる場合があります。
他のお客様や空港の規則に配慮し、ターミナルビルを出るまでペットをケージから出さないでください。
飛行機での輸送に適したペット用ケージをご準備ください
ニュージーランド航空では、IATA Live Animal Regulationsの最新の規定に従って動物を輸送しています。
必要基準 | お預かりできないもの | |
---|---|---|
猫または犬のケージの構造 | ✔ ケージの素材はガラス繊維、金属、硬質プラスチック、溶接された金網、無垢材、合板の木製であること ✔ 換気口の位置は、ドアを除く3辺の上半分であること ✔ ドアは開閉可能で、溶接メッシュ、バーなどで覆われ、隙間から鼻や足が通らないこと ✔ ドアは、ケージ端の1つの面のみにあり(スライド式でもヒンジ式でも可)、不用意に開かないこと ✔ 床は堅固で水漏れがなく、内部は滑らかで出っ張りがないこと ✔ ケージが他のものと密着し換気口が塞がれないように、スペースバーが3辺の中央にあること(ドアには不要)。ケージを容易に運搬できるハンドルがあること ✔ 車輪がある場合は取り外しが可能、または固定が可能であること ✔ 水入れはケージに取り付けてください | ✘ ワイヤーメッシュ製や間隔の広いワイヤー製、ポップアップハッチがあるケージ ✘ 換気口が上半分、下半分両方に空いているケージ |
ドアロックとラッチ | ✔ プラスチック製ケージの場合、上部と下部は「ボルト締め」またはスクリュー&ダイヤルなどの2段階方式で固定してください ✔ 60cmを超えるケージの場合、各辺に最低2個の留め具が必要です ✔ 硬質プラスチック製ケージのドアヒンジおよびロックピンは、ドア開口部の上下にある水平の押し出し部分が少なくとも1.6cm超えている必要があります ✔ 動物によっては、ケージのドアが開けられるのを防ぐため、ドアの四隅に結束バンドを取り付けてください | ✘ プラスチック製ケージの上部と下部がラッチで固定されているもの ✘ 拘束ストラップなどによるケージの固定 ✘ ロックピンの周りに「ツイストクリップ」があるドア |
ケージ内部 | ✔ 紙、新聞紙、ペットシーツなど、適切な量の吸収材を入れる必要があります ✔ ケージに毛布を入れることは可能です ✔ ご旅行前に、ペットに食事と水を与えてください | ✘ 重要:ケージの中に食べ物やおもちゃを入れたり、ケージに取り付けたりすることは禁止されています。 |
結束バンドの使用 | ✔ 空港職員は、ケージを固定し、不慮の開錠を防ぐ二次的な手段として、結束バンドを使用することがあります | ✘ 通気口を通して使用しないこと ✘ ペットが怪我をする危険があるため、短く切ってはいけません |
猫または犬のケージ
猫または犬のケージの構造
✔ ケージの素材はガラス繊維、金属、硬質プラスチック、溶接された金網、無垢材、合板の木製であること
✔ 換気口の位置は、ドアを除く3辺の上半分であること
✔ ドアは開閉可能で、溶接メッシュ、バーなどで覆われ、隙間から鼻や足が通らないこと
✔ ドアは、ケージ端の1つの面のみにあり(スライド式でもヒンジ式でも可)、不用意に開かないこと
✔ 床は堅固で水漏れがなく、内部は滑らかで出っ張りがないこと
✔ ケージが他のものと密着し換気口が塞がれないように、スペースバーが3辺の中央にあること(ドアには不要)。ケージを容易に運搬できるハンドルがあること
✔ 車輪がある場合は取り外しが可能、または固定が可能であること
✔ 水入れはケージに取り付けてください
お預かりできないもの
✘ ワイヤーメッシュ製や間隔の広いワイヤー製、ポップアップハッチがあるケージ
✘ 換気口が上半分、下半分両方に空いているケージ
ドアロックとラッチ
✔ プラスチック製ケージの場合、上部と下部は「ボルト締め」またはスクリュー&ダイヤルなどの2段階方式で固定してください
✔ 60cmを超えるケージの場合、各辺に最低2個の留め具が必要です
✔ 硬質プラスチック製ケージのドアヒンジおよびロックピンは、ドア開口部の上下にある水平の押し出し部分が少なくとも1.6cm超えている必要があります
✔ 動物によっては、ケージのドアが開けられるのを防ぐため、ドアの四隅に結束バンドを取り付けてください
お預かりできないもの
✘ プラスチック製ケージの上部と下部がラッチで固定されているもの
✘ 拘束ストラップなどによるケージの固定
✘ ロックピンの周りに「ツイストクリップ」があるドア
ケージ内部
✔ 紙、新聞紙、ペットシーツなど、適切な量の吸収材を入れる必要があります
✔ ケージに毛布を入れることは可能です
✔ ご旅行前に、ペットに食事と水を与えてください
お預かりできないもの
✘ 重要:ケージの中に食べ物やおもちゃを入れたり、ケージに取り付けたりすることは禁止されています。
結束バンドの使用
✔ 空港職員は、ケージを固定し、不慮の開錠を防ぐ二次的な手段として、結束バンドを使用することがあります
お預かりできないもの
✘ 通気口を通して使用しないこと
✘ ペットが怪我をする危険があるため、短く切ってはいけません
ペットケージの要件に関するその他の有用な情報については、IATAのペットに関するページをご覧ください。
飛行機での輸送に適したペット用ケージの例
- 3面(ドアを含まない)の上半分に十分な通気性があること
- 上下が固定されていること(各コーナーでボルトとネジを締めるなど)60cm未満のケージの場合、側面の固定は最低1箇所、60cmを超える場合は最低2箇所
- 3辺にスペースバーがあること
- 水漏れのない床
- ロックピンは上下のリップから最低1.6cmはみ出していること
- 水入れ
適切でないペットケージの例
✘ このペットケージは、ケージの側面下半分に通気口があり、水入れがないため、ニュージーランド航空では輸送をお受けできません。
鳥用トラベルケージまたはケージ
必要な条件を満たした止まり木が装着されていれば、鳥用トラベルケージ、またはサイズの合う犬猫用ケージを使用して鳥を輸送させることができます。
止まり木
止まって休む鳥のために、ケージには以下のような丸い止まり木が必要です。
- 鳥がしっかりと快適につかめる大きさであること(鳥種により異なります)
- すべての鳥(複数の場合)が同時に快適に止まることができること
- 糞が餌や水桶に落ちないように設置されていること
- 鳥が止まっている間、頭が屋根に、尾が床に接触することなく、止まり木から離れることができる高さに設置されていること
- 輸送中に鳥が動揺しないよう、ケージ内の高さが高すぎないこと
止まって休まないオウムの場合は、鳥が安心できるように、床に固定された適切な大きさの滑らかなレールを設置してください。