南島のテカポだけじゃない!ニュージーランド 北島の 星空名所と魅力発見旅!

昨年、南島を訪れたたけもちさんは、今回は北島のロトルア、タラナキ、オークランドからほど近いグレートバリア島へ。

たけもち(竹本勇紀)さんの旅

マオリ文化が色濃く根付くロトルア、富士山に似たフォルムのタラナキ山、秘境グレートバリア島を、星空をめぐりながら、10日間で巡りました。旅日記をたけもちさんの言葉でご紹介。

1NZ90便で成田空港からオークランドへDay 1
エコノミー「スカイカウチ」 - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

機材トラブルがあり、出発便の変更でスケジュールを立て直したり、ギリギリまでそのやり取りをしたり、などあったけど、旅にハプニングは付きもの。
その分、無事出国して、絶景を見た時の感動は、倍以上に膨らむはず!
ということで、たけもちのニュージーランド旅〜北島編〜スタートです。

    2オークランドからレンタカーでホビトンへDay 2
    ホビトン - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

    ニュージーランドの北島にあるホビット村。現地集合のツアーや、マタマタという街からのツアー、オークランドからのツアーがあるねん。中入ってからガイドさんと一緒に回る感じ。いろいろなツアーがあって、ビュッフェのご飯付きも良さそう!

    今にもホビットが出てきそうなくらい細かな小道具があって、植物も美しくてほんまに素敵やった。いろんな色の扉があって、中から外を見る窓もおしゃれで、ホビットの世界がほんまに素敵すぎた。

    3ロトルアで神聖な空気とマオリ文化に触れるDay 3
    ロトルアTreewalk  - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

    ロトルアはオークランドから車で約2時間半の場所にあって、森林に小川に温泉、そしてマオリの文化が残る、地熱のワンダーランドって言われてるねんて。

    朝9時からレッドウッズ・ツリーウォーク。差し込む日差しもめちゃ心地よいっ。
    樹齢100年越えのセコイヤ杉をメインに28本の吊り橋を繋いだ700mの森林空中遊歩道。一周40分で書いてあったけど、100分おった笑

    午後はマオリ文化を体験できるTe Pa Tu。ニュージーランドの先住民であるマオリの、昔ながらの「風習」「物語」「音楽」「芸能」が残る森を体験して、伝統的なごちそうを頂くことができる。音楽や歌は、ほんまに迫力満点でビリビリ感じた。夜は撮影しやすそうな場所をGoogleマップで見て、星空撮影。

    ニュージーランドで星を撮るのに良いところは、ちょっと車を走らせると星が綺麗なところ!!

    4ニュープリマスへレンタカーで移動。Day 4
    タラナキビーチ  - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

    Piopio って街の Fat Pigeon Cafe でフラットホワイト飲んできた。フラットホワイトは、ラテよりもミルクがふわふわで、カプチーノよりもまろやかで、お砂糖いれなくても口当たりとミルクの甘さで、めちゃくちゃ美味しいねん!!!

    北タラナキ海岸で、岩の名所、スリーシスターズとエレファントロックへ。干潮時には海岸に降りることができるねん!干潮の浜の模様も面白い。

      41回目のタラナキ山へDay 5
      タラナキ山 - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

      今回のメインスポット、タラナキ山。ニュージーランドの北島でもっとも個性のある山、エグモント国立公園の一部。マオリ語で タラ=山頂 ナキ=輝く という意味。ニュージーランドの富士山と言われているタラナキ山。映画「ラストサムライ」のロケ地にもなった場所。

      実はこの登山、なかなか大変やった。登山といっても、木の階段をひたすら登るだけやから難易度は低めなんやけど一回目の登山は大量の機材を抱えて、ほんまに重すぎてやばかった。
      天気予報がそこまで良い予報じゃなくて、実は星が撮れなくてショック&疲労であんまり記憶にない(笑)

        42回目のタラナキ山 登山Day 6
        タラナキ山 - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

        念願のアイスクリーム。ホーキポーキー!とチョコミント。

        ニュープリマスはタラナキ山の麓の街で、少しだけ散策。行きたいところ沢山やったけど時間足りず!また絶対に来たい街やぁ。

        二回目の登山は天の川とタラナキ山が近いから撮れるかもしれへん!24:00から撮り始めよう。20:30にお宿出て、ルンルンで登り、撮れたのがこちら。リベンジで登って、奇跡的に風が止むタイミングもあり、リフレクションも最高、星が綺麗やった瞬間、感動で泣きそう。うるうる。

          5グレートバリア島へDay 7
          グレートバリア島 - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

          今回の旅は、ダークスカイ・サンクチュアリ*の一つ、グレートバリア島に行くことも目的やった。

          *ダークスカイ・サンクチュアリとは、DarkSky(旧・国際ダークスカイ協会)が定める星空保護区の1カテゴリーで、周囲に屋外照明がほとんど存在しない、世界で最も隔絶された場所であることから、非常に暗い環境と美しい星空が保たれている地域が対象です。世界に20ヶ所しかなく、その内の一つがグレートバリア島です。

          グレートバリア島はニュージーランドの北島の東側にあり、オークランドからはセスナで片道40分、船で3時間半で行ける。移動費はレンタカー2泊3日&往復のセスナで1人約38,000円くらいでした。飛行機といっても、ちっさいセスナ!操縦士さんが目の前で運転してる姿も丸見え!持ち込める荷物は30kg以下なので、使わない荷物はオークランド航空のロッカーに預けた!石垣島よりちょっと大きいくらいで、面積の60%が環境保全省が管理している自然保護区やねんて。ちなみに人口は約900人!

            5グレートバリア島で感じた星明りDay 8

            雲の動きが早かったり、天気予報があまり当たらなかったり、離島ならではの空模様やったけど、人工の灯りがないグレートバリア島の夜空は、ほんまにほんまに輝いてた。

            星撮ってたら「あれ?なんか暗くなった気がするぞ?」って空見たら雲に覆われていて、
            「さっきまでの明るさは星によって照らされてたんや!」って星が地球を照らしてくれていることを初めて感じた。

              5グレートバリア島を散策Day 9
              グレートバリア島 - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

              島内はほぼ一本道やけど一周はしてないから、端から端っこまでは思ってるより時間がかかる!ほんまに海が青い!ほんで木が大きい!不思議な地形でジュラシックパークみたい!

              山登ったと思ったらへこんでたり、緑いっぱい!と思ったら急に砂浜やったり、いつかここに別荘欲しいと思った。最終日は飛行機が出るまで観光してたので、ギリギリまで楽しんだぁ。

                5ビジネス・プレミアで日本へ帰国Day 10
                ビジネス・プレミア - ニュージーランド 北島の星空名所と魅力発見旅!

                なんと帰りは、ビジネス・プレミアでしたーーー。ほんまにほんまに快適すぎて、「降りたくない、まだ乗れるで」って着いて言ってた(笑)

                ベッドメイキングでほんまに寝室のようになり、アメニティも自然に優しい素材とイメージカラーの黒と紫を使い、お食事も美味しさと特別感があり、間のお菓子やお酒のひとときも最高やった。成田 - オークランドは約10時間やけど、あっ!という間に感じた空の旅でした。

                  ©Yuki Takemoto