ニュージーランド航空 全国際線旅客にワクチン接種を要請

ニュージーランド航空では、2022年2月1日より、国際線ネットワークを利用するすべてのお客様にワクチン接種をお願いすることになりました。
2021年10月3日

 

ニュージーランド航空の最高経営責任者(CEO)グレッグ・フォランは、次のように述べています。「私たちは世界と再びつながるための準備をおこなっています。それに伴いお客様にも、ご利用いただく際に必要なご準備をお願いしてまいります」

「新型コロナウイルスのワクチン接種は、海外旅行の新たな現実です。ニュージーランド人が渡航を希望する旅行先の多くは、すでにワクチン未接種の旅行者に扉を閉ざしています。ワクチン接種が早ければ早いほど、ニューヨーク、バンクーバー、成田などの都市にニュージーランドの方々を送り出すことができます」

「お客様と従業員の双方から、この施策が重要であるとの声が届いています。先日おこなった従業員との協議の過程でも、それははっきりと伝わってきましたし、私たちは従業員を守るためにできる限りのことをしたいと思っています。国際線でのワクチン接種を義務付けることで、お客様と従業員の双方に、機内にいる全員が自分と同じ健康要件を満たしているという安心感をご提供できます」

これらの要件は、ニュージーランドの安全を守るためにニュージーランド航空がすでに実施している様々な対策と並行しておこなわれます。

「すでに実施されている健康と安全のための対策に加え、お客様のみならずニュージーランド航空の国際線に搭乗するすべての人にワクチン接種をお願いすることになります。私たちのツールボックスに新たなツールが加わる形です」

「何事もそうですが、反対意見も出ると思われます。しかし、当社の従業員、お客様、そして広くニュージーランドのコミュニティを守るためには、これが正しい選択であると確信しています。今後数ヶ月間は、お客様にできるだけスムーズにご渡航いただけるよう、正しいプロセスを確認していきます。そして、来年以降に渡航を希望される方にとっては、ワクチン接種を受ける時間的余裕が充分確保されています」

「また、お客様の煩わしい手続きを軽減し、空港に到着される前に旅行に必要な手続きを正確に把握していただくために、国際航空運送協会(IATA)トラベルパスアプリの導入にも引き続き取り組んでいきます」

ニュージーランド航空は、アオテアロア(ニュージーランド)と世界を再び繋ぐための安全な国境計画について、政府や空港グループと緊密に協力していきます。

ニュージーランド航空のワクチン接種義務は、ニュージーランド航空便でニュージーランドを離発着される18歳以上のすべてのお客様に適用されます。接種を受けていないお客様は、医療上の理由で接種が実行できなかったことを証明する書類の提示が必要となります。

 

IATAトラベルパス

IATAトラベルパスは、各国の最新の渡航要件がまとめられたデータベース「Timatic(ティマティック)」を利用して、お客様の健康情報とフライトの詳細を照合し、お客様がその目的地の入国要件や航空会社の利用要件を満たしているかどうかを確認するものです。

このアプリは分散型技術に基づいており、乗客の情報を保持する中央データベースは存在しません。搭乗者は、自分のデータを共有するかどうかについて完全な裁量権を持っており、アプリ上でいつでもデータを削除することができ、データが保存される心配もありません。

 

※本件は、2021年10月3日にニュージーランドで発表されている内容です。